山梨県の事務所電気工事|レイアウト変更と配線の見直し

事務所のレイアウトを変えたら、机の位置とコンセントの位置が合わなくなりました。延長コードを床に這わせたまま半年経っています。複合機を移したいが、専用回路がどこまで来ているのか分かりません。
事務所の電気工事は、この「配線が今どうなっているか」を確認するところから始まります。本記事では山梨県で電気工事を行う株式会社e.Amberが、レイアウト変更の前に確かめておくこと、コンセントを増やせる場所と増やせない場所の見分け方、そして工事を営業時間内に進められるかどうかの判断を順に解説いたします。

記事監修者
株式会社e.Amber
代表取締役 齊藤 愛一郎
第一種電気工事士1級|電気工事施工管理技士
2018年に甲斐電工として開業、2023年に法人化。南アルプス市を拠点に、山梨県全域で電気工事を承っています。電気でお困りのことがありましたら、e.Amberにお気軽にお声がけください。土日対応・即日対応可能です。(登録電気工事業者 山梨県知事登録第20250010号)
事務所のレイアウト変更で電気工事が必要になる場面
机を動かすだけなら工事は要りません。問題になるのは、電源を取る位置が変わったときです。
島型のデスク配置を壁付けに変える、会議室を分割して個室を2つ作る、複合機やサーバーラックを別の部屋へ移すといった変更です。このあたりから配線の話になります。
延長コードで足りている状態は、足りていない
床を這う延長コードは見た目の問題だけではなく、人が踏み続けるうちに被覆が傷み、そこから漏電します。OAタップに機器をまとめてつなぐと合計の消費電力が許容量を超えますし、事務所は住宅より機器の台数が多く、1回路にかかる負荷が読みにくくなります。
気をつけたいのは、スイッチやコンセントが熱を持っている、差込口が焦げている、プラグの差しがゆるいといった状態で、1つでも当てはまればレイアウト変更を待たずに見てもらったほうがいい段階です。
移設と増設は工事の内容が違う
既存のコンセントを別の壁面へ移す「移設」と、新しく口を増やす「増設」では、壁の中で行う作業が変わります。移設は元の配線を延長するか、経路を作り直すかのどちらかです。増設は分電盤から新しい回路を引くこともあり、そうなると分電盤の空き回路の有無が前提条件になります。
e.Amberのスイッチ・コンセント工事は要見積りで、現地を確認したうえで概算をお出しします。壁の構造と配線の状況で作業量が変わるため、写真だけでは金額を確定できません。
事務所の電気工事で、着工前に確かめる3つのこと
見積りを取る前でも、社内で確認しておけることがいくつかあります。ここが分かっていると、現地調査が1回で済みます。
分電盤に空き回路があるか
分電盤の扉を開けると、ブレーカーが並んでいます。使われていないスペースや、何もつながっていないブレーカーがあれば、そこから回路を増やせます。
全部埋まっている場合は分電盤そのものの交換を含めて検討します。設置から25年以上経った分電盤は、漏電ブレーカーが付いていないものもあります。
分電盤取替は要見積りで作業は1日程度、回路数と容量によって金額が変わります。
契約容量が事務所の使用量に合っているか
人数が増えた、業務用エアコンを追加した、サーバーを置いたといった事情です。こうした変化のあとでブレーカーが落ちやすくなっているなら、契約容量が足りていません。
単相2線式のままの建物は、そもそも容量を上げられません。単相3線式への切替工事は要見積りで電力会社への申請手続きも当社で代行しますが、申請が入るぶん、連絡をいただいてすぐ着工とはいきません。
建物が賃貸か自社所有か
テナント入居の事務所では、壁や天井に手を入れる工事に貸主の許可が要ります。原状回復の範囲も契約書で決まっているため、退去時に戻す工事まで含めて考えておくと後が楽です。山梨県の店舗・テナント電気工事の進め方で、改装から原状回復までの流れをまとめています。
山梨県の事務所の電気工事にかかる費用の見方
当社の料金で決まっているものと、現地を見ないと出せないものがあります。先に決まっているほうから進めます。
| 工事内容 | 費用 | 目安時間 |
|---|---|---|
| 換気扇取替 | 5,000円〜 | 設置場所・機種により変動 |
| 漏電調査 | 4,000円〜 | 内容による |
| スイッチ・コンセント取り付け・交換 | 要見積り(現地確認のうえ概算提示) | 内容による |
| 照明器具取付・取替 | 要見積り | 引掛シーリングがあれば短時間 |
| 分電盤取替 | 要見積り(回路数・容量により変動) | 1日程度 |
| 単相3線式への切替 | 要見積り(電力会社申請の代行を含む) | 申請を含め数日〜 |
事務所のレイアウト変更を伴う工事は店舗・事務所の改装のメニューでも扱っています。
要見積りが多い理由
料金一覧にある金額は、住宅の標準工事を想定した目安です。事務所の配線は、住宅ほど型が決まっていません。同じ「コンセント1口の増設」でも、隣の壁から引ける場合と、天井裏を回して分電盤まで戻る場合では作業量が数倍違います。
現地を見ずに金額を言い切ると、高すぎても安すぎてもどちらかが損をします。コンセント1つの増設でも現地を見に伺い、何をしていくらになるかをお伝えしますので、そのうえで進めるかどうかを決めていただけます。見積りは無料です。
まとめて頼むと段取りが減る
レイアウト変更に合わせて照明もLEDに替える、LAN配線も引き直すといった進め方です。別々に頼むと、そのたびに天井を開けて元に戻す作業が発生します。
同じタイミングで進めれば、その手間が1回で済みます。オフィス・工場のLAN配線工事の費用と流れと工場・事務所のLED化と2027年の蛍光灯終了も併せてご覧ください。
営業を止めずに事務所の電気工事を進められるか
ここは工事の内容で決まります。判断の軸は「分電盤を切る必要があるか」の一点です。
停電させずにできる作業
該当する回路だけを落として進められる工事なら、事務所全体を止める必要はありません。特定のエリアのコンセント増設、照明器具の交換、換気扇の取替などです。このあたりは部分的な停電で収まることが多い作業です。
ただしサーバーや複合機など、電源を落とすと復旧に時間がかかる機器がある場合は、その回路を触るタイミングを事前に決めておきます。担当者の方に立ち会っていただければ、その場で順番を調整できます。
全館停電が必要になる作業
分電盤の取替、単相3線式への切替、主幹部分に関わる工事は、建物全体の電気を止めます。作業は1日程度ですが、業務を止められない事務所では休業日か夜間の施工になります。山梨県内は市街地と郊外で建物の性格が分かれ、郊外の事業所では敷地内に作業場や倉庫を併設していることがあります。
増築部分で系統が分かれている場合、停電の範囲が想定と違うこともあります。現地調査のときに、どこまでが同じ系統かを確認しておきます。
いつ来てもらえるか
営業時間は9:00-18:00で、土日も対応しています。当日のご対応は現場の場所やご連絡のタイミングによってはご相談いただけますが、先約の状況によっては翌日以降のご案内になります。単相3線式への切替のように電力会社への申請が入る工事は、当日では終わりません。
山梨県の事務所は、築年数によって電気工事で見る場所が変わる
山梨県には昭和後期に建った事務所併用の建物が残っていて、当時の配線がそのまま現役という例もあります。築年数だけで判断はできませんが、見るべき箇所の見当は付きます。
| 建物の時期 | 確認したい箇所 |
|---|---|
| 築15年未満 | 回路の空き、コンセント口数、機器追加後の負荷 |
| 築15〜30年 | 分電盤の年式、漏電ブレーカーの有無、照明器具の劣化 |
| 築30年以上 | 配線被覆の状態、単相2線式かどうか、幹線の容量 |
築30年超の建物で出てくる配線の劣化
築30年を超える建物は、配線の被覆が硬くなってひび割れています。レイアウト変更をきっかけに天井裏を開けたら、想定より広い範囲で引き直しが必要になりました。
そうしたケースも実際にあります。法人向け電気工事の対応範囲で、店舗・事務所・工場それぞれの進め方を整理しています。
屋内配線工事は、規模の大小にかかわらず電気工事士の資格が必要です(電気工事士法)。カバーの交換だけなら資格は要りませんが、コンセントやスイッチの本体交換・増設・移設は軽微な工事に当たらず、資格を持たない方の作業は法令違反になります。
よくある質問
Aできます。お見積りは無料です。内容をお聞きになったうえで今回は見送る、というご判断もお気軽にお伝えください。図面がなくても現地を見れば概算はお出しできます。
A工事の内容によります。部分的な回路の作業なら営業中でも進められることが多く、分電盤の取替など建物全体を停電させる工事は休業日をご相談します。
A壁の構造と配線の経路によります。コンクリート壁や、天井裏に点検口がない場合は、露出配線かモールでの対応になります。現地で経路を確認してからお伝えします。
Aフロアパネルを外せる構造なら対応できます。既存の配線が密集していると新しいルートを取りにくいため、現地調査のときに空きスペースを見ます。
A蛍光灯は2027年末までに製造・輸出入が禁止されます。器具が壊れたときに替えが手に入らなくなるため、更新の予定があるなら早めのほうが選択肢は広いです。
A対応しています。レイアウト変更で室内機の位置を変える場合、電源の容量と配管ルートの両方を見る必要があるため、業務用エアコン工事の費用と工期と併せてご相談ください。
まとめ
レイアウト変更の前に、分電盤に空き回路があるか、ブレーカーが落ちやすくなっていないか、賃貸なら原状回復の範囲がどこまでかを社内で確かめておいていただけると、現地調査が1回で終わります。壁の中の配線や分電盤に触れる作業から先は電気工事士の資格が要る範囲なので、そこはe.Amberにお任せください。
金額は工事の範囲で大きく変わるため現地を確認したうえで見積りをお出ししますが、見積りは無料で、金額を見てから決めていただけます。事務所のレイアウト変更と配線でお困りのことがあったら、フロアの図面と止められない時間帯をお知らせください。

